周りを見渡すと、自分が大人だと思っていた人々が、今は虚しくなってしまい、心の空虚がいつしか広くなってしまった。
最近は、「蓄積疲労」や「ストレス」から、「一過性脳虚血発作」や「筋収縮性頭痛」、「三半規管への障害」などで、病院に通い、薬を服用する毎日。要はストレスの溜まり過ぎということ。気付けばいつしか、ボク自身も東京の大人になっていたもんだ。「夢」やら「希望」なんて言葉も吐かなくなった。
どこかで本当の自分と乖離していくような気がするが、それほどの違和感を感じていなかったりする。すべて理に適っているからだ。会社なんてオーナーであったとしても、そう簡単に個人の意思で動かすことなんてできないもんだ。ましてや中間管理職なんて尚更だ。
気付けば、親父が死んでから一年以上が過ぎた。
時間が経つごとに、その偉大さと、残していったものの重大さに気付かされ、身動きできないほどになっていく。あれをどうするか…、これをどうするか…。ほとんどが負の遺産的なものだから、頑張っても得することなど何もないが、それを考えているときだけは、親父と並んでいるような気がするのだ。
なるようになるし、なるようにしかならない。
さて、明日の風はどちらに吹くのだろうか?